被災地の福祉作業所を利用する障害のある人の生活支援活動

被災地の福祉作業所を利用する障害のある人の生活支援活動

事業の趣旨

東北震災で、復興支援や生活支援が遅れている福祉作業所や障害者施設。当団体は宮城県仙台市青葉区に支所があり、通常の活動として福祉作業所の支援を行っています。障害のある人が日中の大半を過ごす福祉作業所の収入は、地域の社会資源(幼稚園、小学校や近隣のイベント、中小企業からの低価格受注や原材料仕入等)の協力で自主生産品の販売をしたり、受注の仕事を請けています。東北震災により、仕入先、販売先、取引先、協力として低価での原材料の仕入先など地域の社会資源の協力も喪失してしまい、福祉作業所の日常生活の建て直しを職員と利用者が一体となって行っています。
震災後の障害者支援施設及び福祉作業所に対して、次の具体的支援につなげるために、震災から半年から一年が過ぎる現場の調査を行いきます。調査項目に対しては専門家を交えた委員会を設置し、決定していきます。福祉作業所を中心とした障害のある利用者の施設生活及び日常生活の項目を利用者さん(家族含)及び職員のそれぞれの立場からお伺いします。また一部現地調査を行い、施設を実際に訪問し、紙上だけではない、生の声や施設状況、周辺状況などの調査も合わせて行う予定です。


事業の流れ

予備調査(各所ヒヤリング)
現地調査(委員会で定めた福祉作業所・障害者施設)にて、施設及び周辺状況の視察を行い、利用者及び家族、職員などの状況について、直接お話を伺います。
文面調査質問項目の作成(現在の作業所や施設、そこにかかわるスタッフや利用者さんの現状の課題を抽出する内容を目指して作成します。メンタル面については精神科医の監修下での質問作成を行います)
文書の発送(アンケート回答へのお願い)
アウトバンド業務(電話にてアンケートのお願いや内容についての不明点を確認します)
アンケート集計
分析
報告書の作成・公開
今回の調査研究での課題からできる支援について検討し、各所への働きかけを行います。

*合わせてこの事業についての広報(ホームページ掲載、印刷物の配布など)を行います。


事業期間及び対象

実施期間:平成23年10月1日〜平成24年9月30日
対象:宮城県内の福祉作業所(営業一時停止・停止中の福祉作業所は可能な範囲になります)を中心とした障害者施設、その職員及び利用者(家族含む)


ご後援

きょうされん社会福祉法人宮城県身体障害者福祉協会


委員会について

この事業のための委員会を設置しています。メンバーは主催の特定非営利活動法人運転免許取得支援センターと、専門家委員で、事業に必要なさまざまな事柄を決定して、行っています。


木村良二氏(東京コロニー 常務理事・元株式会社沖ワークウェル 代表取締役 障害者の就労等に関する各公的専門委員会委員など)


藤井直人氏(神奈川県立保健福祉大学 講師・元神奈川県総合リハビリーテーションセンター リハビリテーション工学室室長)


渡邊成彦氏(駒沢女子大学他非常勤講師 修士(社会学:東洋大学大学院福祉社会システム専攻:地域社会・コミュニティ再構築課題研究者)


中央共同募金会事業報告

ご後援名義をいただきました社会福祉法人宮城県身体障害者協会、 きょうされんの皆さまに深く感謝を申し上げると共に、ご多忙の中で ご回答や現地調査のお時間をいただいた各施設の皆さまに深く感謝を申し上げます。